銀座でランチ!飯ブログ「銀座めし」

銀座エリアに特化した情報ブログ。ランチを中心にレポートします

銀座グルメブログ「銀座めし」


銀座「SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)」—— 隠れ家的老舗イタリアン

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 銀座情報へ にほんブログ村 グルメブログ 銀座食べ歩きへ

「ぎんざめし」現在ブログランキング参加中!

銀座の喧騒から少し離れた松屋通り沿いの「成田屋ビル」。

その一角に、「GINZA SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)」の小さな入口がある。このお店は1977年創業、45年以上の歴史を誇る南イタリア家庭料理の老舗である。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

ぱっと見では気づかず通り過ぎてしまいそうなこの場所。ビルの奥へと続く細い通路を進むと、黄色く塗られた階段が目に飛び込んでくる。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

この鮮やかな黄色の階段が、スケベニンゲンへと誘う目印だ。壁には手書きのメニューや店の紹介が描かれ、すでに「美味しいものが待っている」という期待が高まる。地下へと降りるにつれて、ほんのりと漂うトマトソースやチーズの香りが食欲を刺激する。

こぢんまりとした店内、家庭的で温もりのある空間

階段を下りきると、目の前には温かみのある木製の扉。その先に広がるのは、まるで南イタリアの家庭に招かれたかのようなレトロで落ち着いた空間だ。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

ユニークな店名の由来と温かみのある空間

店名の「SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)」は、オランダ・ハーグ近郊のリゾート地に由来する。創業者がその響きに惹かれ、現地の市長に直談判して店名の使用許可を得たというエピソードが残る。「スケベニンゲン」という日本語的な響きに少し戸惑うかもしれないが、一度訪れればその家庭的な温もりと本格的な味わいにすぐに納得できる。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

店内は黄色やオレンジの壁が印象的で、木製の家具と温かみのある照明がレトロな雰囲気を醸し出す。壁にはイタリアの風景や食材を描いたイラストが並び、どこか懐かしさを感じさせる空間だ。銀座のど真ん中にありながら、どこかほっとする居心地の良さがある。

店内の壁は黄色やオレンジ、ピンクの暖色系で彩られ、素朴な温かみを感じる。壁には手書きのメニューや料理の写真が飾られ、まるで長年愛され続けた喫茶店のような雰囲気がある。

こぢんまりとした店内、家庭的で温もりのある空間

階段を下りきると、目の前には温かみのある木製の扉。その先に広がるのは、まるで南イタリアの家庭に招かれたかのようなレトロで落ち着いた空間だ。

店内の壁は黄色やオレンジ、ピンクの暖色系で彩られ、素朴な温かみを感じる。壁には手書きのメニューや料理の写真が飾られ、まるで長年愛され続けた喫茶店のような雰囲気がある。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

客層と店の雰囲気

ランチタイムは、近隣のオフィスワーカーやデパート店員で賑わう。特に、松屋銀座や銀座三越で働く人々の憩いの場としても知られており、12時を過ぎるとほぼ満席に。霞が関や丸の内から足を運ぶ常連客も多い。

ディナータイムはもう少し落ち着いた雰囲気になり、会社帰りの同僚やカップル、家族連れがゆったりと食事を楽しんでいる。カジュアルな雰囲気なので、一人で訪れる人も多く、誰でも気軽に過ごせる空間だ。

 

しばらくすると、ランチセットのドリンクとサラダが運ばれてくる。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)


名物「フリッタータ」—— 外はカリッと、中はもちもち

この店の看板メニューは「フリッタータ」。本来はイタリアの家庭で余ったスパゲッティを卵でまとめて焼く料理だが、スケベニンゲンでは独自のアレンジを加えたオリジナルの一品となっている。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

提供されたフリッタータは、まるで大きなオムレツのようなビジュアル。外側はこんがりと香ばしく焼き上げられ、中には特製のミートソースをまとったスパゲッティがぎっしり詰まっている。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

フォークを差し込むと、カリッとした表面が崩れ、中からしっとりしたパスタが現れる。口に運べば、チーズのコク、ミートソースの旨み、そして卵のふんわり感が絶妙に絡み合う。 そこにレモンを絞ると爽やかな酸味が加わり、重たさを感じさせず最後まで美味しく楽しめる。

SCHEVENINGEN(スケベニンゲン)

ランチはコスパ抜群、パスタメニューも豊富

ランチタイムには、50種類以上のパスタメニューが用意されているという驚きのラインナップ。「マンマの怒ったパスタ(アラビアータ)」「ブロッコリーの森」など、ユニークな名前が並び、選ぶ楽しさがある。さらに、ランチセットにはサラダとドリンクが付いて約1,100円と、銀座とは思えない良心的な価格設定も魅力的だ。

気取らず楽しめる、銀座の隠れた名店

ディナータイムには「カルネ・ディ・ロゾロ」(豚ロース肉とトマト、チーズの重ね焼き)といった本格的な肉料理や、ワインと相性抜群の前菜も楽しめる。創業当時からの変わらぬ味を守り続け、世代を超えて愛される理由がよく分かる。

銀座でありながら肩肘張らず、南イタリアのマンマの味を堪能できる「スケベニンゲン」。そのユニークな名前に惹かれて訪れた人も、一度食べればその美味しさに魅了されること間違いなし。ぜひ、ここでしか味わえないフリッタータを楽しんでみてほしい。

SCHEVENINGEN 店舗情報
住所
TEL 050-5594-2794
営業
時間

火・水・木・金

11:30 - 14:30
17:30 - 22:00
L.O. 20:30

土・祝日

11:30 - 14:30
17:30 - 21:00
L.O. 19:30

定休日

月・日

駐車場

tabelog.com