今回は銀座エリアからは少し離れた同じ中央区内(日本橋堀留町)にある老舗和菓子屋の「どら焼き」を番外編としてご紹介!
中央区日本橋にある1861年創業の和菓子屋「清寿軒(せいじゅけん)」は、地下鉄日比谷線・都営浅草線「人形町」駅から徒歩数分の場所にある。東京3大どら焼きといわれる上野「うさぎや」、浅草「亀十」、東十条「草月」に肩を並べる存在だ。
どらやき販売中の看板。よし、まだ売り切れていないようだ。
売り切れ必至。入手困難などら焼き。
創業江戸文久元年。1861年。161年前か・・・紙袋がずっしりと重く感じる。
保存料・添加物を一切使用していないため賞味期限は4日 。手土産にも良さそうだ。
同店の7代目が考案した「小判どらやき」(230円)を購入。大判にくらべて一回り小さい手頃なサイズ感。たっぷり食べたい人には「大判どら焼き」もある。
通常のどら焼きは(同店の「大判」も)2枚の生地を使うが「小判」は1枚の生地で餡をくるりと挟んだどら焼きだ。めちゃめちゃ餡がはみ出ている。なんて魅力的なフォルムなのだ。
手に持つと「ずっしり」。甘党・あんこ党なら、食べる前にこの重量感でおいしさがわかってしまう...はず。
こちらが、一般的などら焼きと同様に2枚の生地でサンドした「大判どら焼き」(250円)
ビジュアル的には(あんこのはみ出し感のインパクトで)「小判どら焼き」のほうが強いが、生地のおいしさを、より存分に楽しみたい人にはこちらがおすすめだ。
しっとり香ばしい生地
どら焼きの生地(皮)は香ばしく、しっとりしている。砂糖は、あっさりとした味わいの白ザラメを使用するほか、水あめが混ざった蜂蜜ではなく100%純粋なものを使用するなど材料にこだわっている。そのおかげで皮は高温で焼いているにも関わらず「しっとり」とした清寿軒ならではの仕上がりになるのだそうだ。
こだわりの小豆&餡
餡には北海道十勝産の小豆を使用。とろ火で毎日4~5時間かけて煮込んでいる。機械で混ぜると粒が潰れてしまうため手作業で丁寧に混ぜるのがお店のこだわりだ。甘さ控えめで上品な味。たまらん...。
連日売り切れ続出の人気どら焼き。一度食べたら虜になってしまうこと間違いなし。こうして記事を書いている今も味を思い出してしまうほど。大判・小判の詰め合わせなどもあるので手土産にも。こちらは小判どら焼き14個詰め合わせ。
小判だと箱に6〜7個でちょうどいい。
あんこ好き・どら焼き好きの人は是非一度食べてみてほしい。きっとハマるよ~。