GINZASIXの裏手に位置する「銀座 圓」は、料亭で修業した京料理をベースにしたカジュアル割烹料理を提供する店である。ランチでは、選び抜かれた食材を使った上質な料理を、リーズナブルな価格で提供している。
店名「銀座 圓」は、「圓」と書いて「まる」と読む。この店は、銀座三原通り沿いに構えており、1階には「銀座鴨そば 九代目けいすけ」や「ひょうたん屋 6丁目店」など、他のグルメ店も同じビルに軒を連ねる。
店舗の入口扉の横には、味わい深い店のロゴ。お店のコンセプトは「本物の和食を幅広く伝えられるお店」だ。株式会社霜月が運営し、銀座と渋谷に2店舗の和食店を展開している。
店内は和風で落ち着いた雰囲気。カウンター席6席とテーブル席14席を完備している。特にテーブル席はゆったりとしており、ディナーのコースメニューを楽しむのに最適だ。
通常のランチでは、炭火焼きの焼き魚定食が提供され、夜には2種類のおまかせコースが楽しめる。ランチの価格帯は1350円から1750円くらいだ。ディナーは10000円から15000円程度となっているが、ランチタイムには銀座の中心地でありながらも手頃な価格で楽しめる。
この日は、特別ランチ「如月」をいただいた。この献立は三段のお重で構成され、各種季節の食材を使った料理が簡易コース形式で提供される。
『如月』と題された献立は、以下の内容で構成されている。
【一ノ重】
口取りには、庄内浅葱と白子ぬた、うるい、出汁巻き玉子、赤かぶ、春のお野菜、黒毛和牛のローストビーフ、子持ちやりいかと牛蒡の唐揚げ、桜鱒の燻製、数の子の粕漬け、金目鯛の花揚げ、のし梅が含まれる。
【ニノ重】
お造りでは、本日の鲜魚が提供される。
【三ノ重】
炊合せには、筍、京菜花、がんも、昆布が用意されている。
【お食事】
鱈の炭焼き、特製たれ、ご飯、味噌汁、香の物が提供される。
ここまでの充実したメニューを堪能すれば、誰もが満腹になるだろう。しかし、このお店「圓」の特色は、ご飯のお替りをしないと満足できないほど、土鍋で炊いたお米が絶品であることにある。
さらに、デザートとして、黒豆ときな粉のアイスクリームが用意されている。
このアイスは「圓」のファンに愛されている定番メニューで、濃厚ながらも香ばしいきな粉の風味と黒豆の絶妙な相性が楽しめる。
さらにこの日、メニューから消えてしまった阿部鶏の塩麹唐揚げが限定復活。これは嬉しい!カリッと揚げた阿部鶏のもも肉は、やわらかくてジューシー。おろし&ぽん酢でさっぱりといただる。
「銀座 圓」は、京都の料亭で長年修業した料理長が「もっと気兼ねなく利用できる日本料理店を作りたい」という思いを実現した店である。
料理のクオリティは非常に高く、特に京料理が好きな人や和食を愛する人、おいしいお米を食べたい人には非常におすすめである。
夜には料理長のおまかせ料理が楽しめるディナーコースも用意されており、接待などにも適している。
住所 | |
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TEL | 03-5537-7420 |
営業 時間 |
ランチ11:30~14:00(Lo13:30) |
定休日 |
日曜日・祝日 |
駐車場 | 無 |