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銀座の隠れ家的&癒し系 割烹料理「寛幸 (ひろゆき)」

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今回は銀座にある隠れ家的な割烹料理店「寛幸 (ひろゆき)」を紹介しよう。場所は昭和通りから1本入った銀座4丁目。ビルの1階には以前当ブログでも紹介した「銀座 緑花堂」が入っている。

 エレベーターで6階に上がりお店に入ると、カウンター席が6席。BGMにジャズが流れる落ち着いた空間だ。

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お店のシェフ(大将)は佐藤寛幸氏。数々の名店の大将を輩出してきた知る人ぞ知る岐阜の料亭「たか田 八祥」で13年勤め上げたのち、ミシュラン2つ星を獲得した和食割烹店「晴山」の立ち上げにも携わった経験のある実力派のシェフである。

しかし、これだけ素晴らしい経歴を持ちながらも大将は少しも気取る様子はなく常に自然体でとってもゆるい。(笑)

カウンター席のみなので寿司屋のように大将と楽しく対話をしながら食事ができるところがここ「寛幸」の最大の魅力だろう。

今回オーダーしたのは、愛知県豊橋産の鰻を、メインに使用したコース。お値段は7,000円。

f:id:ginzaman:20200224194404j:plainまずは前菜3種盛り。お盆の上に置かれた個性的な小皿、こうして小物にもこだわっていると食べる前からワクワクする。
f:id:ginzaman:20200221222249j:image前菜3種は「冷製レバニラ」、「ポテトサラダ」、「鮃の刺身からすみ和え」。
f:id:ginzaman:20200221222155j:imageぷりっと身が引き締まった鮃の刺身に自家製からすみの粉末がたっぷり!はじめて食べる味...なんとも贅沢。
f:id:ginzaman:20200221222215j:image冷製レバニラ。クセがまったくなく食べやすい。一見普通の家庭料理に見えるが、こだわりの素材を使い佐藤シェフの技術によって仕上げられた料理はやはり上質な味わいだ。
f:id:ginzaman:20200221222309j:imageお次は、鰈(かれい)の茶碗蒸し。
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出汁の効いた上品かつやさしい味わいの茶碗蒸し。かれいのほか、ワカメと竹の子が入っている。
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いよいよ鰻焼きが登場。あたためられた個性的なお皿はひとつひとつ色や模様が異なる。料理だけでなくお皿ひとつにも大将のこだわりと愛情が感じられる。このお皿は愛知県の道の駅で探してきたのだとか...。こうしてお皿の入手方法まで正直に話してくれるあたりに大将のやさしくて誠実な人柄が垣間見れる。
f:id:ginzaman:20200221222323j:image鰻は蒸さずにカリっと香ばしく焼き上げている。
f:id:ginzaman:20200221222334j:imageうん。うま過ぎて3切では足りない!(笑)

f:id:ginzaman:20200221222341j:imageそして、メインは自慢の土鍋釜で炊き込んだ鰻まぶし。土鍋の蓋をあけるとブワッと湯気が立ち込める。早く食べたい...。
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鰻はもちろん愛知県豊橋産。大将も愛知県出身なのだそうだ。
f:id:ginzaman:20200221222242j:image香ばしいおこげ入りの炊き込みご飯に、芹とシャキシャキとした新生姜。
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最初はそのまま食べて、次に出汁をかけて楽しむ。
f:id:ginzaman:20200221222331j:image出汁を注ぐと炊き込みご飯がふんわりと広がる。さらさらっとお茶漬けスタイルで食べるうなぎ茶漬けは、そのまま食べる鰻まぶしとはまた違った魅力がある。これが “2度おいしい” というやつだ...。
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ふんわりとした食感の鰻。おこげの風味が香ばしいご飯に、風味抜群の芹。そして新生姜が味のアクセントになり、炊き込みご飯全体の味を引き締めてくれる。
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出汁で食べると、そのまま食べるよりもやさしい味になる。炊き込みご飯は一人2杯くらいは食べられるのでお好みの食べ方をチョイスすると良いだろう。
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〆のデザートは抹茶ブリュレ。別腹発動。
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表面はパリッ!中はしっとり&濃厚抹茶。
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お店は完全予約制。銀座の落ち着いた空間でゆるく大将と会話をしながら肩の力を抜いて楽しめる隠れ家的な割烹料理屋だ。一度訪れたら料理の味はもちろん、きっと大将の魅力に引き込まれ再訪してしまうこと間違いなし。接待や大事な人の記念日などにもおすすめだ。

 

「寛幸 (ひろゆき)」
電話:03-6264-3317
住所:東京都中央区銀座4-10-1 HOLON-GINZA 6F
営業時間:
夜 (2名様より)
【月~金】 17:30~22:00(LO) 【土・日・祝】18:00~22:00(LO)
昼 (2名様より)
【月〜金】12:00~14:30 【土・日・祝】12:00~15:00
定休日:不定休

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