東銀座エリアにひっそりと佇む「銀座いしだや」は、ランチタイムに隠れ家的な高級割烹を味わえる、知る人ぞ知る名店だ。
歌舞伎座の裏手にその店を構え、東銀座駅から徒歩5分ほどの距離にある。
この店では煮付けを中心としたこだわりの割烹料理をランチタイムにリーズナブルな価格で提供している。
店内は、すべての席がお座敷になっており、入口で靴を脱いでゆっくりくつろげるスタイル。
カウンター席は6名用が基本で最大8名まで。店内奥にあるテーブル座席は4名用が基本で、最大6名まで対応可能。店主の石田康之さんは吉兆出身で、日本料理だけでなくイタリア料理や酒類にも精通している。
その経験を活かし、新鮮な魚介と美酒を楽しむことができる空間を提供している。さらに、女将さんの元気で明るい気さくな人柄も、この店を訪れる魅力の一つだ。お客さん一人ひとりに丁寧な接客が施され、心からのおもてなしが感じられる。
ランチの追加メニュー。ふわふわ玉子かけご飯用生玉子がおすすめ。
ランチメニューは、旬魚のお造り四種盛り合わせ(1,800円)と本日の魚の煮付け(1,300円~)がある。今回は煮付けをチョイス。
ランチメニューの煮付け定食を注文。和え物、漬物、味噌汁が付き、お代わり自由のご飯を残さずに食べるとミニデザートも提供される。
「鯖の味噌煮」はとろとろで、味噌の旨味が鯖にしっかりと染み込んでいてご飯との相性も抜群。
一方、銀だらは醤油ベースのやさしい味で、脂が乗っていて非常においしい。
羽釜で炊いたこだわりのご飯
南部鉄器の羽釜で炊いたこだわりのご飯がおかわり自由というのも嬉しいポイントだ。さらに、デザートもすべてこのメニューに含まれているから驚きだ。
TKGが絶品
さっそく一杯目のご飯を平らげてお替りを注文。100円プラスすると、特別な容器に入った卵で「ふわふわ玉子かけご飯」を楽しむことができる。
白米にまず白身をかけて混ぜてメレンゲ状にし、黄身をのせることでふわふわ玉子かけご飯が完成。ご飯は、羽釜で炊かれたこだわりのご飯・・・玉子とこだわりご飯の最強タッグだ。
ご飯に白身を溶いてメレンゲ状にして初めて食べたが、本当にふわっふわ。感動のおいしさだ。
醤油を少し垂らして、味を調整してTKGをいただく。
銀座いしだやは、店主のこだわりの料理と、元気で気さくな女将さんによる暖かいもてなしで訪れる人を魅了する。ランチタイムの営業は火曜、木曜、金曜日で、3月の最終週からは水曜日も加わる。ただし、仕入れや諸々の状況によりお休みすることもあるので注意が必要だ。
隠れ家的な雰囲気と絶品の料理、そして心温まる接客。リピート必至の名店だ。銀座でこだわりの割烹をリーズナブルにランチで楽しみたい方には、まさにおすすめの場所である。誰にも教えたくない(教えちゃってるけど)隠れ家的なお店だ。煮魚や割烹料理が好きな方はぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
住所 | |
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TEL | 03-6228-4793 |
営業 時間 |
18:00 - 23:00(L.O. 21:00) |
定休日 | ランチは[火・木・金]、11:30~14:00(売切れ次第終了) |
駐車場 | 無 |