北海道の厳選食材だけを使った無添加の「北海道ほっとけーき」が東京で食べられるのをご存じだろうか。わたし自身今までたくさんのパンケーキ・ホーットケーキを食べてきたが...ここのホットケーキはその中でも格別だ!
お店の名は、北海道・札幌の有名カフェ「椿サロン」。コンセプトは「満ち足りた時間をデザインする」2008年に札幌に生まれた珈琲自家焙煎のカフェだ。元々銀座で「椿サロンsapporo 銀座店」として営業をしていたが、ビルの閉鎖に伴い2013年に閉店。その後2018年に現住所にて復活している。
お店の位置は、みゆき通りとソニー通りが交差する路地を新橋方面に曲がり数十メートル進んだ左手の新太炉ビル3階。
通り沿い(お店の前)に立て看板が置いてあるが、気にしていないと見逃してしまうので要注意。「椿サロン」は、北海道の3店舗(札幌本店、赤れんがテラス店、新冠にある夕焼け店)のほか、東京ではここ銀座だけ!そして海外では台北にも出店している。
階段、またはエレベーターで三階に上がると入口の扉がある。店に入りると座席数は40席ほど。白を基調にした清潔感のあるスペースだ。お店のど真ん中にはグランドピアノが置いてあるのが印象的。なんともオシャレな空間だ!
テーブル、椅子、照明などオリジナルプロダクトでつくりあげた空間は唯一無二と言っていいだろう。
中央のテーブル席に置かれた北海道民芸品の「鮭を加えた木彫りの熊」。北海道愛がだだ洩れている。。。
ほっとけーきの種類は2種類。定番の「北海道ほっとけーき プレミアム」と「北海道ほっとけーき ボロネーゼ」。
北海道ほっとけーきプレミアム(1,750円)を注文。ほっとけーきをランチとして楽しみたい人にはボロネーゼ(1,950円)がおすすめだ。
厚みのある、ぷるんとしたほっとけーき。じっくり(30分程度)と時間をかけて焼き上げている。
ほっとけーきの上には生クリームがのっかっている。
真横から見ると、なんとも美しいビジュアル。もはや芸術!皿を持って揺らすと、ほっとけーきもぷるんぷるんと揺れる。きっと今の時代、動画を撮る人も多いことだろう。
小麦粉、小麦粉でんぷん、卵、てんさい糖、塩を使いじっくりと焼き上げたシンプルなほっとけーき。食材はすべてこだわりの北海道産だ。
口の中に入れると一瞬で溶ける。ふわふわで、スフレパンケーキよりやや食べごたえのある食感。目が丸くなるおいしさだ!!!
ぱんけーきを注文すると以下のセットが付いてくる。「てんさい糖蜜」と「チーズ」。
木蓋を開けると、バターと小豆が登場。これをお好みでほっとけーきにトッピングして食べる。最初は生クリームとてんさい糖蜜だけでシンプルに楽しみ、途中で味変をして楽しむのもいいだろう。
メイプルシロップではなく、てんさい糖蜜を使うあたりにこだわりを感じる。
口直しのチーズ。塩気が強く甘いぱんけーきとの相性は抜群だ。
数量限定のほっとけーきも2種類ある。「北海道ほっとけーき キャラメルバナナ」と「北海道ほっとけーき マロン」。
迷った挙句、マロン(1,850円)を注文。ほっとけーきの上には生クリームとマロン。まるで滝のような自家製マロンクリーム。ぶどうソースとミントの葉を添えたミルクジェラートも付いてくるのが嬉しい。
椿サロンに来て、忘れてはいけないのがオリジナルカトラリーだ。ナイフ、フォーク、スプーン、どれもユニークな形状。
いくつもの素材が口の中で溶けあう。ふわふわのほっとけーきに、濃厚なマロンクリームと生クリーム。栗、ジェラート......なんたるご褒美感!
数量限定のマロンもおいしかったが、初めて行く人にはやはり「北海道ほっとけーきプレミアム(1,750円)」がおすすめだ。
また、ほっとけーきと一緒に椿サロン自慢の自家焙煎こだわり珈琲をセットでいただくのもいいだろう。
テイクアウト限定で、ほっとけーきにたっぷりの生クリームを挟みフルーツと一緒にした。「ほっとけーきさんど」を店舗にて販売している。こちらも銀座の手土産として持っていけば喜ばれること間違いなしだろう。
椿サロン 銀座
電話:050-5595-6213
住所:東京都中央区銀座6-6-19 新太炉ビル 3F
営業時間:11:00~18:30(L.O)
定休日:不定休