銀座や東京駅周辺には、全国各県の特産品を取り扱うアンテナショップが集結している。突如「納豆定食」が食べたくなり、納豆と言えば"水戸納豆"ということで茨城県のアンテナショップへ訪問。
茨城アンテナショップの名は『IBARAKI sense(イバラキセンス)』。場所は銀座1丁目、銀座桜通りと外堀通りが交差する高架下、筋肉の聖地として名高いゴールドジム(銀座東京)のロゴが良い目印になっている。
イバラキセンスとは
イバラキセンスは、「目利きのセンスによって厳選された、茨城のセンスある逸品により、茨城のセンスを世界に発信する、上質でセンスあるストア」を目指しています。
店内には茨城の旬の特産品や伝統工芸品が並ぶほか、レストランやカフェで茨城の食を堪能できる。
納豆定食が食べられるのは、イバラキセンス内にあるレストラン「BARA dining」。入口が非常にわかりづらいのだがゴールドジム(銀座東京)入口の真隣の自動ドアを抜ければ、すぐに店舗入口になっている。
茨城の名物であり、ご当地グルメのひとつ「あんこう」を使ったメニュー「あん肝ラーメン」...興味深い。
BARA dining
県花である“バラ”をその名に掲げ、茨城県産のおいしいものをぎゅっと集めています。野菜の生産量がトップクラスの茨城県ならではの新鮮でおいしい野菜の他、こだわりの肉や魚介類を使用した料理を味わっていただけます。店の内装にもこだわり、石材や木材に至るまで県産のものを使用する徹底ぶり。県の魅力を存分にご堪能ください。
代表的なランチメニューは店舗の外に掲示されている。
カウンターとテーブル席というスタイルで総席数25席。
茨城県産の木材や石材を使用したこだわりの内装。和を基調にした大人の隠れ家的な雰囲気で落ち着く空間だ。
ランチメニューは数少なく、ちょっと物足りなさはあるものの、優柔不断な人にとっては決めやすいかも。
あん肝ラーメンに常陸そば。価格は銀座にしては良心的といえる値段?!
茨城名物「あんこう鍋」のコースもある。
茨城納豆御膳 ¥1,290(tax in)
- 茨城納豆2種
- 本日の揚げ物 または 焼き物
- 奥久慈卵
- 大根おろし
- 薬味色々
- おひつごはん
- 椀物
正式名は茨城納豆御膳だが、あえて「納豆定食」と言わせてもらう。その方が納豆好きには確実に刺さる・・・気がする。
2種類の納豆が食べくらべできるのが魅力。納豆好きにはたまらない!
こちらはおなじみの水戸納豆。
こちらは珍しい黒豆納豆。食べるのは初めてだ!
薬味を添えて、卵と一緒に。黒豆の旨みをぎゅっと凝縮した黒豆納豆。ふだん食べなれていないので特別感が得られる。これぞ茨城県アンテナショップの醍醐味。
こちらは、食べなれた王道の味。お米は茨城県大子町産のコシヒカリ。炊き方も絶妙で納豆との相性も抜群!
少量の納豆2種類のほか、卵は別の器で提供されるので食べ方に迷う。1種類なら卵と納豆を一緒に混ぜるのだが、2種類だと混ぜられないのでここがひとつの悩みどころポイントとなる。結局、卵を溶いて半分ずつ2種類の納豆にかけることにした。
醤油と卵をかけて、納豆とかき混ぜて食べると味わいが変わる。
納豆ご飯と味噌汁。一緒にいただくと何とも幸せな気分になれる。ああ、日本人で良かった。和食万歳!!!
納豆単体で食べるのもおいしいが、やはり卵と絡めて食べるのが好き。
納豆の量が少ない
ただ、2種類の納豆の食べくらべができるところは嬉しいが納豆自体の量がめちゃくちゃ少ないので、納豆好きにとっては少々物足りなさを感じるかも。そのまま食べて、薬味、卵など段階的に納豆を楽しむには4倍くらいの量が欲しい。(笑)
こちらは、茨城県産「常陸秋そば」に、つくば鶏と茨城野菜の天ぷらが付いたセット。¥1,290(tax in)
天ぷらは想像以上にボリューミー。揚げたてなので熱々&サクサク!
茨城県産「常陸秋そば」の二八蕎麦。
蕎麦の香りが豊かで味わい深い。蕎麦自体に独特の風味があり食べ応えがある。
出汁や薬味を合わせることで、一層味わい深くなる。
茨城県出身の方はもちろん、納豆定食が食べたくなったら立ち寄ってみるのもいいだろう。茨城のご当地グルメをリーズナブルな価格で楽しめるお店だ。繰り返すが、納豆の量が少ない。別料金で追加ができるといいのになぁ...。
住所 | |
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TEL | 03-5524-0818 |
営業 時間 |
10:30~20:00 |
定休日 | 不明 |
駐車場 | 無 |